はじめに
新しい家族を迎えた日のことは、どんな小さな出来事も鮮明に覚えているものです。
我が家のロシアンブルーも、初めて家に来たその日、ささやかながら忘れられないエピソードを残してくれました。
――「なかなかおしっこをしなかった」のです。
新しい環境に戸惑う姿
キャリーケースから出てきた小さな体。
きょろきょろと部屋を見回しながら、慎重に歩みを進める姿はとても愛らしくもあり、同時にどこか緊張しているようにも見えました。
トイレも用意して、場所も見せたのですが、なかなか用を足す気配がない。
水を飲んだり、ごはんを少し口にしたりはするのに、肝心のおしっこはまだ…。
砂のにおいをかぎ、カキカキはするものの、おしっこは出せず…。
購入元から使っていたトイレ砂を分けてもらい、自分のにおい対策は完璧なはず。
「大丈夫かな?」という不安
時間がたつにつれ、「体調に問題があるのでは?」と心配になってきます。
猫は環境の変化に敏感で、緊張からトイレを我慢してしまうことがあると聞いていたので、なおさら気がかりでした。
家族でそっと見守りつつ、ここでもじっと我慢の子です。
ようやく安心の瞬間
数時間後。ようやく、用意していたトイレで「しゃーっ」という音が。
その瞬間、家族全員で顔を見合わせて「やっと出た!」と安堵しました。
一応、トイレ砂の状況も見て、まとまった量が出ていることも確認。
一つ壁を越えた感。
今振り返って
新しい環境に来た猫にとって、「最初のおしっこ」は飼い主との信頼関係を築くスタートラインのような出来事だったのかもしれません。
それから日を追うごとに、トイレも安心して使うようになり、今ではすっかり我が家の一員です。
…今となっては別のトイレ問題で困っていますが。。。それはまた今度。


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