はじめに
「複数の数値の平均を出したい」──Excelで最もよく使われる操作のひとつです。
SUM関数で合計を出して件数で割る方法もありますが、実はそれを一瞬で済ませられるのが AVERAGE関数 です。
この記事では、AVERAGE関数の基本的な使い方から、よくある応用、注意点までを初心者〜中級者向けにわかりやすく解説します。
AVERAGE関数の基本
書式
=AVERAGE(数値1, [数値2], …)
数値1: 平均を求めたいセルや値数値2: 追加で平均に含めたいセルや値
例:基本的な平均
A1からA5の平均を求めたい場合
=AVERAGE(A1:A5)
👉 この式で5つの値の平均が自動的に計算されます。
AVERAGE関数のよくある使い方
複数範囲をまとめて平均
=AVERAGE(A1:A5, C1:C5)
👉 A列とC列の範囲をまとめて平均。
数値とセルを混在して平均
=AVERAGE(A1:A5, 100)
👉 セルの値に「100」を加えて平均。
応用:条件付きの平均を求める
AVERAGEIF関数を使う
=AVERAGEIF(A1:A10, ">50")
👉 A1:A10の中で 50より大きい数値だけ の平均を求める。
AVERAGEIFS関数を使う
=AVERAGEIFS(B1:B10, A1:A10, "男性", C1:C10, ">=30")
👉 「A列が男性、かつC列が30以上」の行に対応するB列の平均を計算。
注意点
- 空白セルは無視されますが、文字列やエラー値が含まれると計算できない場合があります
- ゼロを含む場合は平均値が下がるので、除外したいときは AVERAGEIF を利用
- フィルタ後の平均を求めたいときは SUBTOTAL関数(101) を使うほうが便利
まとめ
- AVERAGE関数で複数のセルの平均を簡単に算出できる
- 条件付き平均は AVERAGEIF / AVERAGEIFS で対応可能
- 空白やゼロの扱いに注意が必要
- フィルタ後の集計は SUBTOTALと併用が便利


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